日展は、芸術の最高峰です。日展は、何故、展覧会の紹介は、ありますが、何故、作品の募集はないんですか？日展に出したいのに、どうして出せないのか？そんな素朴な疑問がありました。答えは、簡単です。お習字の先生がおられます。その先生は、1000人のお弟子さんがおられる大先生です。その大先生にも、先生がおられます。大先生のさらに上の先生にも、先生がおられます。大大大先生が、日展に出されています。だから、素人の私は、当然の事ですが、日展には、出品出来ません。そんな凄い世界があります。日展に行き、大大大先生の書を拝見いたしますと、千本位ある筆の毛一本一本が、まるで、自由に行動しています。まさに、神の技です。しかも、いつ描いたのかは、知りませんが、文字が濡れています。何故、書いてしばらくたっているのに、渇かないのですか？筆の線が、和紙から、浮き上がっています。数え上げても意味がない位に、神の技が、散りばめられています。そこには、私のような、下品でなく、体が震え上がるような品格があります。吉野静汀先生の文字を拝見するとその素晴らしさが、見事に伝わってきます。是非、ご覧頂きたいと思います。この文字から、芳しい香りを感じて頂きたいと思います。#ASAGA作品一覧 はこちら