2024 「木地黒漆塗金蒔絵菊型燭台一対」(江戸末期~明治のアンティークな工芸美術品)

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江戸末期~明治時代の製作と思われる「木地黒漆塗金蒔絵菊型燭台一対」です。燭台は燈(灯)台とも呼ばれ、蝋燭と火皿(油皿の灯心を燃焼させる火具)が併用できる構造(古くは火皿のみ)です。以下に出品の燭台の構造を説明します。木製菊型台座、黒漆塗、金蒔絵、菊型台座から立ち上る円筒柱とのつなぎヶ所には黄銅製の錺(かざり)金具、頂部には蝋燭を立てる「針」と火皿とする場合に皿を載せる「環」を備えた黄銅製の受金具、その縁は下の木製菊型台座に合わせた折返し加工、円筒柱とのつなぎヶ所は同様に黄銅製の錺金具、などなど豪華なつくりの一対の燭台、アンティークな工芸美術品です。大きさはおよそ、台座径(下)22.5cm、(上)11cm、高さ78cm、重さはおよそ一基2kgです。燭台は、時代、用途、外観、材質などの点で様々のものが作られ使われてきた歴史が、今でも法具(仏具)の一種の三具足(さんぐそく、花瓶・香炉・燭台)の一つとして使われています。法具としての燭台の多くは、全体が黄銅(黒漆着色も)製で外観も出品の菊型とは異なる小型のもの、比較的高さのある黄銅製・木製の菊型台座の「菊燈」と呼ばれるものも。高さ20㌢程度の亀の背に立つ鶴が燭台をくわえた黄銅製の光輝く鶴亀燭台も具足ですが、見映えがします。絢爛豪華な寺院本堂本尊近くに飾られる法具は荘厳具(しょうごんぐ)とも呼ばれ、漆塗り、蒔絵、錺金具など目を見張る立派なもの。それらは基本的に、木地工程、木彫刻工程、漆塗工程、蒔絵工程、彩色工程、錺金具工程、金属工程などを経て仕上げられる、古来の武家・大名家の調度品や雛人形・五月人形調度品にも見られる、伝統的な技法と技の粋を集めた伝統工芸品です。出品の「木地黒漆塗金蒔絵菊型燭台」も上記と同じ工程で製作された調度品?荘厳具?か、は分かりません。経年100年以上のアンティークな工芸美術品で逸品と言えますが、使われていた具体的な時期、場所(寺院本堂?武家や大名屋敷?)なども不明です。目立つものではありませんが、経年による汚れやキズ、錺金具の緑青、漆塗金蒔絵の僅かな剥げなどは否めません。欠け、ヒビ、割れなどはほとんど見られず、状態は比較的良好と言えます。アンティークな工芸美術品としてコレクションだけではなく、インテリアやオブジェなどにも活用していただければ幸です。

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