江戸切子協同組合　東京都伝統工芸士田辺義一の作品になります。田辺義一は私の祖父で、既に他界しています。先日、とうとう祖母も亡くなり、遺品整理中に出てきた作品です。木箱にプチプチで包まれた状態で入っていました。時代を感じさせる当時の値札が貼られています。恐らく今はもっと高い値段で取引されるような代物と思われます。祖父は職人当時、量産ができないので断ったようでしたが、海外からも声がかかるほどでした。とにかく特大サイズなので、用途は不明ですが飾っておくだけでもかなり迫力があります。蓋が一緒に木箱に入っていましたが、こちらは保存状態があまりよくありません。オマケとしてお考えください。木箱自体もカビや腐りはありませんが結構年季入ってます。切子本体には目立つような傷や割れ欠けはありませんが、極微小な小傷はあります。また、量産品ではないので機械のようにどの切れ込みもぴったり同じ長さ、同じ太さ、左右対称というわけにはいきません。価値のわかる方の手に渡って、大切に使って頂けると祖父も本望かと思います。#江戸切子#切子