製作者：木工旋盤の魔術師 太田久幸氏 材料：ナラ古材。サイズ：おおよそ幅200mｍ×高さ560ｍｍ 仕様：・底には、「HISA・CRAFT asahikawa」の刻印と太田さん自記筆　　　の説明分　「古の魂が宿るナラ材に、愛らしいクマゲラがひっそりと佇む。」「木工旋盤の魔術師」と呼ばれた太田久幸氏の作品「割り」は、見る者を魅了する神秘的なオブジェです。古材のナラ材を輪切りにし、鉞で割ったその中央には、まるで生きているかのように精巧なクマゲラが住まっています。「自然と人の技が織りなす、息を呑むような美しさ。」太田氏は、割った材を木工旋盤にかけ、木工バイトで丁寧に穴を開けていきます。しかし、回転する木材は危険を伴い、ヘルメットとゴーグルを着用して作業するほど。時には木材が飛び散り、蛍光灯に直撃したこともあるというエピソードは、氏の情熱と技術の高さを物語ります。「希少価値の高い、伝説のオブジェをあなたの手元に。」2002年に惜しくも他界された太田氏。その作品は「手のひらの小さな愛」として出版され、多くの人々を魅了し続けています。「作品への愛情と想いを込めてお譲りします。」　　　　　　　　　 私は太田氏の作品を多数コレクションしており、多くの方に知っていただきたいという想いから、この「割り」をお譲りします。室内に展示していたため、程よく日焼けした風合いも味わい深く、作品の魅力をさらに引き立てています。「木とクマゲラが織りなす、温もりと生命の物語。」太田氏の魂が宿る「割り」は、あなたの暮らしに深い感動と喜びをもたらしてくれるでしょう。この貴重な機会をお見逃しなく。