Guitarras ESTRUCH（ヤン・エストリッチ）NO.2 （1964年）（当時、国内の大手楽器店で125,000円の品）エストリッチ工房 はかつてバルセロナに存在した、1880年創立された歴史ある名工房でした。日本では輸入クラシックギターを扱う大手楽器店で、高級品のヘルマン・ハウザー（当時42万円）やホセ・ラミレス（当時30万円ほど）ほど高額ではなく、日本人にも扱い易い650mmスケールのオール単板手工ギターとして（荒井貿易Aria経由）紹介されていたようです。出品のものは取り扱われていた6モデル中、上から2番目の上位モデルです。トップはスプルース単板、サイドとバックはローズウッド単板ですが、別の総単板モデル　NO.4の倍ほどの価格設定だったことから、エボニー指板や彫刻ヘッド等、全体的に良い材料、手の込んだ作りになっているようです。国内のギター製作家の総単板モデルが3万円前後だったことを考えると、NO.2の12万円という価格はやはり高価で、今で言うと桁を一つ増やした感覚だったと思います。状態はトップに亀裂補修はありますが、60年前のものとしては美品の部類だと思います。演奏性も良く、プレイコンディションも良好だと感じます。弦長　: 647mm弦長 :12フレット　6弦3.8 mm 1弦3.2 mmネック :やや順反り当時はなかなか手の届かなかったスペイン製手工ギター　Guitarras ESTRUCH NO.2（1964年）をどうぞ宜しくお願いします。ギターは写真の当時ものの古いスペイン製ハードケース（金具1か所ぐらつきあり）に入れ、プチプチ等で包装して発送予定です。種類···クラシックギター