【サイズ】カップ：高さ 約8.5cm　幅　約7.5cm（ハンドルを含む）　口径　約6㎝ソーサ：約11㎝　高さ1.5㎝【状態】　こちらは１９５０年代の作品ですカップのハンドルに若干の金彩の擦れがありますが、その他は非常に状態はいいです２２金を使用していて、金彩が濃いために反射して写真に写りにくいですが、ご確認ください。割れ欠けヒビ等なく、大変良好なコンディションです超美品・1級品ですご覧いただきありがとうございますドイツで購入しました、ババリア22金使用のチョコレートカップ＆ソーサです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらの窯元ELW（Ernst Leitner Wiesau）は非常に謎が多い窯元として有名ですELWはErnst Leitner Wiesauが設立した窯元ですそして、ELWを一躍有名にしたのがこちらに出品した「恋人紋様」ですELWの恋人紋様がマイセンのワトー画に非常に似ていてこれはマイセンを真似たのだろうと当初は思われていましたしかし、後にマイセンの研究者たちからその絵柄も真似るにしては上手すぎる、というものでしたまた、ELWの開窯の時期やErnst Leitner Wiesauについての資料がほとんど存在せず、これだけの作品を作るなら必ず記録が残っているはずですにもかかわらず金彩の使い方や絵付けや絵柄がマイセンのそれに匹敵するほど素晴らしいのに実績の記録がありませんそこで噂されたのが「マイセンの恋人紋を作っていた工房なのでは？」ということですそれが何らかの理由でマイセンから独立し突如ELWとして表れてマイセンっぽい作品を残したとしたら、それは実に納得のいく解釈になりますただ残念ながら現在は閉窯してしまい今ではその謎を解く術もございません確かにマイセンの22金を分厚く塗って輝かせる技法も恋人たちの細部まで書き込む繊細なタッチもデッサンの確かさもマイセンの恋人紋そっくりですまた、ロココ様式を色濃く残した猫脚もチョコレートカップのハンドルの巻きデザインも色彩の鮮やかさと華やかさは文句のつけようがありません作品の状態も非常によいですので、ぜひこの機会にマイセンの恋人紋とどれほどに似ているのかお手元でお楽しみください