多くの”いいね”を頂いていますが、出品から日数が経っていますので、再出品させて（”いいね”は消滅）いただきます。中国新疆ウイグル自治区ホータンを2005年に旅行した時に購入し、そのまま保管しています。市街中心部に加工工場のある直販店「和田市工芸美術玉雕廠」があり、そこで加工工程を見た後、店の白玉を見ていると、幹部らしき人に「羊脂白玉は奥の部屋に」と案内されました。数万元から数10万元の値札（当時15円/元、現在約20円/元）と美しい商品群に驚いた記憶があります。そこで比較的安かった6200元の値札の「表：布袋像、裏：逆さ福」の小型ペンダントを購入しました。蛇足になりますが、白玉は軟玉（ネフライト）で、翡翠の仲間とされますが、硬玉（ジェダイト）とは異なります。古代から中国人に好まれ、白色、黄色から緑、黒まであるようですが、そのうち最高品質が羊脂白玉です。混じりっけの無い白色で、羊の脂のような半透明感とぬめり感が特徴です。和田（ホータン）はこの白玉の主要産地ですが、最近資源枯渇で価格はここ10数年で10倍以上になっていると聞きます。購入した日の前日に白玉河の上流部でショベルカーと大型機器で川底を掘削しているのを見ました。この商品は小さいですが、彫刻も無駄が無く美しいです。綺麗な化粧箱が付いています。