記憶をテーマにした“Caretaker”から、80sの（株）オンワード樫山 製リネン生地にレーヨン、ナイロンが入るワッフルの様な軽い生地感の4つボタンのジャケットをメディウムに、自然由来の染め粉を使い、何度も染色を重ねオーバーダイ。製品加工を施したジャケットが到着↑生地に現れたとても深い複雑な色味背抜きのポリエステル裏地シルク糸の手縫いのボタンホール、ビンテージのプラスチックボタンの多層的に染まった痕跡。染色時の高熱により縮絨がかかり、レーヨンやナイロンわヨレ、麻わ風合いを増して独特の生地感をつくりだしてマス。日の光の下が最も美しいデス↑元の服の素材やその特性を生かし、新たに現代的な手と思考により色と形を加える。これらの行為わ、ある意味「翻刻」し「刷り直す」と云ふかしらん。サイズ：L肩43cm 袖丈55cm 身幅49cm 着丈 前 約82cm 後ろ70cm和を感じさせる奥深い色味。うっすらと浮かび上がる格子状の織り柄。生地に動きと陰影を生まれ、お互いにその魅力を引き立て合っています。ハーフコートの丈感でしたが、加工により、袖丈わ5cm以上、背面の着丈わ10cm以上 縮み本家・コムデギャルソンにも劣らない凄みを感じマス。biek verstappen、archivio j.m.ribot、KAVALなどがお好きな方に。全く同じ工程で染色した、GA!FAのストールも出品予定デス↑●そもPrintとわ、今の様な印刷物だけを指す様なものでわなかった。その語源であるラテン語の「Premere」とわ、「押す、保持する、覆う、群がる、圧縮する」と云ふ意味で実話、Pressと同じ語源だそうで14世紀に、今の様な意味になり、15世紀に活版印刷の登場で「印を刷る」と云ふ行為わ出版へと激変し、20世紀に、FAXや電子メールなどが登場した結果、印刷わ無形のアーカイブと化した。昨今のネットやSNS時代において、「印刷」物わ、唯のデータとなり無限の空間に鎮座している。しかし、実話、Printとは印である。それは痕跡である。そこにわ、作者のサインがあり、そのシーニュだけが信証性を保証する。ところで、キャラクターの和訳わ霊印と云ふらしい。それわ、刻まれた、痕跡の、印である。