●製作:成形年 カップ:1857年/ソーサー:1858年 製造年:カップソーサーともに1863年●素材:新硬質磁器●フォーム:ペイール（初出:1846年）●サイズ【カップ】W:9cmH:5cm【ソーサー】W:13.5cmH:2cm参考価格:￥264,000セーブルが18世紀から徹底的に継承してきたブルーヌーボー、ラピスラズリの深青は数えきれない人々を魅了してきました。最近近代のセーブルがオークションでも見かけるようになり、稀少性が前よりも薄れている気がしますが、出ている大体が1900年前後と言った感じで落ち着いています。この度はペイールが誕生して比較的新しい19世紀半ばで、ナポレオン3世統治時代のなかなか貴重な作品。持ち手が金で固められているところが非常にアンピールっぽさもあり、金彩ボーダーも非常にエレガント。市場でもあまり見かけない類に入るでしょう。1846年にコンスタン・ペイールによって考案され、セルヴィスとして製作された今回のフォーム。何といっても持ち手のハンドルが竹をイメージしている点…そして質感ですが、全体的に薄い構造になっており、繊細な印象を受けますが、これがより高級感を演出しています。人差し指を持ち手に引っ掛けたときのフィット感は感動そのもので、中に入った熱い飲み物の温度が直接肌に感じないような設計になっており、デザインだけでなく機能性まで重視されていることがわかります。創業以降から一貫して外交における贈答品。これに相応しく、他の追随を一切許さない完璧な仕上がりです。現代まで続くフランス国家には絶対欠なセーブルの”手仕事”をぜひこの機会にご検討ください。こちらのペイールの形状も多くの羨望の眼差しが注がれてきました。所有することに喜びを感じずにはいられないでしょう…所有することに喜びを感じずにはいらず、ティータイムの格式が上がることは間違いありません。コンディションはまぶしいほどの艶感を感じて頂けます。どちらにおいてもワレやカケ、修復などは無く大変に綺麗な状態です。この機会に是非ご検討ください。